高速道路情報
長距離貨物トラックとは
ここでは長距離貨物トラックについて説明します。
長距離貨物輸送とは

長距離貨物トラックは、飛行機や船、電車と異なり、小回りのきく運搬業務車両です。主に深夜の高速道路を使います。長距離の概念は、目的地までの距離が300kmを超えている場合に使われています。
長距離貨物トラックの特徴
車両の分類では「営業貨物自動車」と登録される車両で、ナンバープレートは緑色です。
トラックドライバーの業務の流れ
長距離貨物トラックのドライバーの業務内容は、輸送のみではありません。トラック内に荷物を積み込むこともドライバーの業務となっていることが多くあります。月曜日に東京から京都などに荷物を輸送した場合、仮眠や休憩をはさみ、翌朝に目的地の京都に着きます。その後、また荷物を積み込み、京都から別の場所へ向かっていきます。そしてまたその場所で荷物を積み込み、さらに別の場所へ向かうということを繰り返し、土曜日にもとの東京へ戻ってきます。1週間の間に東京―京都以外にも宮城県や愛知県に行くなど、ドライバーの1週間での走行距離は何百kmにもなります。
ドライバーの心と体を癒やすサービスエリア
ドライバーの主な休憩スポットは、サービスエリアやパーキングエリアです。現在、サービスエリアやパーキングエリアでは、様々なサービスを行なっています。なかなか入浴することができないドライバーにとって、シャワーサービスは重宝されています。シャワーサービスなどの休憩サービスを提供しているサービスエリアの一部を紹介します。
シャワー
- 東名高速道路(中井パーキングエリア下り、鮎沢パーキングエリア上り)
- 北陸自動車道(徳光パーキングエリア下り)
- 九州自動車道(吉志パーキングエリア下り)
銭湯
温泉
- 中央自動車道(諏訪湖サービスエリア上下)
凝り固まった筋肉をほぐす遊具施設
長時間の運転では、座った状態のまま同じ体勢がつづくため、ストレッチは欠かせません。運転で疲れた体をリフレッシュさせるためには、温泉やシャワーも重要ですが、体を動かすことも大切です。サービスエリアの中には、ストレッチ運動などもできる施設が併設されたところもあります。
- 新東名高速道路(駿河湾沼津サービスエリア下り、静岡サービスエリア上り)
- 中央自動車道(双葉サービスエリア上り、小黒川パーキングエリア上り)