高速道路IC/SA・PA情報
中国縦貫自動車道
中国縦貫自動車道は、大阪府吹田市と山口県下関市を結んでいる有料の道路です。1983年3月24日に全線が開通し、全長は約540kmで、車両専用の道路となっています。管轄会社はNEXCO西日本(西日本高速道路株式会社)です。
中国縦貫自動車道の概要

中国縦貫自動車道は中国地方の中央部を東西に横断する中国山地に沿う形で建設されています。全区間が中国自動車道・広島自動車道として供用中です。
主な経由市
中国縦貫自動車道が経由する市は下記の通りです。
接続する高速道路
名神高速道路・近畿自動車道・山陽自動車道をはじめとした、多数の高速道路と接続しています。
急カーブ・急勾配の多い高速道路
高速自動車国道の中で、東北自動車道に次ぐ長さを持つ中国縦貫自動車道は、土木技術の過渡期に中国山地の山肌を縫うように建設されたこともあり、急カーブ・急勾配が非常に多く、制限速度が時速80km以下に制限されている区間も多く存在しています。内陸部の積雪の多い区間を通っているため、冬場はスタッドレスタイヤ、チェーン規制が多発する道路でもあり、ドライバーはあらかじめ相応の対策が必要です。
主なサービスエリア
中国縦貫自動車道内のサービスエリアの一部を紹介します。
関西のお土産が充実した「西宮名塩サービスエリア」
上りは大型20台・小型169台、下りは大型20台・小型120台の駐車場と24時間営業のガソリンスタンドを有する兵庫県西宮市塩瀬町のサービスエリアです。ショッピングエリアは、京都・大阪・神戸の土産物を中心とした品ぞろえで、定期的に物産展も行なわれています。食では、中国自動車道サービスエリア唯一のドトールコーヒーショップや、大阪名物のたこ焼き店、地域の食材である三田ポークを使った豚カツを扱ったレストランなどがあります。
名物ちゃんぽんが食べられる「美東サービスエリア」
上りは大型21台、小型84台、下りは大型24台、小型95台の駐車場と24時間営業のガソリンスタンドを有する山口県美祢市美東町のサービスエリアです。日本最大のカルスト台地である秋吉台を臨むことが可能で、レストランエリアでは、毎年10万食以上の売上を誇る名物「美東ちゃんぽん」や、地元の素材である「美東ごぼう」を使ったハンバーグなど、個性的なメニューがあります。