高速道路IC/SA・PA情報
山陽自動車道
山陽自動車道は、兵庫県神戸市と山口県下関市を結んでいる道路です。1997年12月10日に全線開通し、全長は約450kmで、車両専用の道路となっています。管轄会社はNEXCO西日本(西日本高速道路株式会社)です。
山陽自動車道の概要

山陽自動車道は、瀬戸内海沿いの山陽地方を東西に走る高速道路です。高速自動車国道としては、吹田山口線と宇部下関線の2路線からなります。
経由する主な市
山陽自動車道が経由する市は下記の通りです。
山陽高速道路とつながっている高速道路
山陽高速道路は中国自動車道・瀬戸中央自動車道をはじめとした、多数の高速道路と接続しています。
中国自動車道
中国自動車道(略称:中国道)は総延長543kmにも及ぶ長大な高速道路です。大阪府吹田市から、兵庫県、岡山県、広島県、島根県を経由し、山口県下関市へ至る高速道路で、山陽自動車道とは神戸市、山口市などで接続されます。
瀬戸中央自動車道
瀬戸中央自動車道(略称:瀬戸中央道)は岡山県と香川県を結んでいる、瀬戸内海上を通行する道路です。全長37.3kmのうち、約20.8kmが橋梁部となっており、全部で42の橋が架かっています。これらの橋が本州と四国、さらに瀬戸内海の島々をつなげています。なお、山陽自動車道とは岡山県の山陽自動車道早島ICで接続を行なっています。
走行しやすい山陽自動車道
中国地方に以前からあった中国自動車道は、急カーブ・急勾配の多い道路ですが、山陽自動車道は、安全に走行できるよう高架橋やトンネルを多く設けています。こういった区間では、最高速度を時速80km以下に制限しているケースがほとんどですが、山陽自動車道では時速100km走行可能な区間が多いことが特徴です。開通後は、速度制限区間の多い中国自動車道から山陽自動車道へと利用を切り替えたドライバーも多いです。
おもなサービスエリア
山陽自動車道内のサービスエリアの一部を紹介します。
西日本最大級の「三木サービスエリア」
上りは大型99台・小型102台、下りは大型98台・小型100台の駐車場と24時間営業でセルフ式のガソリンスタンドを有する兵庫県三木市のサービスエリアです。レストラン、ショッピングなどの施設が充実しており、その規模は西日本最大級です。特徴は、伊勢名物である赤福餅を販売している最西端のサービスエリアであること、明石市にある日本標準時子午線に最も近いサービスエリアであることです。
桃太郎伝説発祥の地「吉備サービスエリア」
上りは大型79台・小型66台、下りは大型85台・小型70台の駐車場と24時間営業のガソリンスタンドを有する岡山県岡山市北区のサービスエリアです。桃太郎伝説の発祥地である吉備の名前を冠し、桃太郎・犬・猿・雉(キジ)のモニュメントがあります。施設は、レストランやショッピングだけでなく、5月下旬から6月中旬の夕暮れにはホタルを見ることができる広場「ホタルの里」や、地元農家で採れた新鮮野菜を産直価格で購入できる生鮮野菜直売所「やさい村」などがあります。