高速道路IC/SA・PA情報
変わったサービスのあるサービスエリア
ここでは、従来のサービスエリアではみられなかったサービスを提供するサービスエリアを紹介します。
民営化による変化

小泉政権時に民営化のあおりを受け、日本道路公団はいくつかの会社組織に分解されました。それによって、サービスエリアやパーキングエリアは、道路の管理者が施設をどのような方向性にするかを決められるようになりました。これは民営化をする前まではサービスエリアに無頓着だった管理者が、民営化と共に利用者と向き合い始めたと言える動きでした。外観や内装にテーマを設けて統一感を出させることや、エリア内にショッピングモールを設け、多数のテナントの出店をさせることでサービスエリアは姿を変えていきました。
入浴施設を備えたサービスエリア
コインシャワーや銭湯、そして温泉を備えたサービスエリアがあります。ここではその一部を紹介します。
シャワー
- 東名高速道路 中井パーキングエリア下り、鮎沢パーキングエリア上り
- 北陸自動車道 徳光パーキングエリア下り
- 九州自動車道 基山パーキングエリア下り
銭湯
温泉
- 中央自動車道 諏訪湖サービスエリア上下
遊具施設が充実しているサービスエリア
運転で疲れた体をリフレッシュさせるためには、体を動かすことも大切です。また、車の中に長時間座っている子どもたちを、気分転換させてあげることも重要なため、サービスエリアの中に遊具施設が併設されたところもあります。
- 新東名高速道路 駿河湾沼津サービスエリア下り、静岡サービスエリア上り
- 中央自動車道 双葉サービスエリア上り、小黒川パーキングエリア上り
宿泊施設のあるサービスエリア
休憩をしても疲れがとれないときに、無理に運転をすると、思わぬ事故につながることがあります。疲れたドライバーのために宿泊施設をかねたサービスエリアもあります。
東名高速道路
足柄サービスエリア上り「レストイン時之栖」があります。宿泊以外にもマッサージチェアや入浴施設などが用意されており、リフレッシュするには最適です。
名神高速道路
多賀サービスエリア下り「レストイン多賀」があります。下り側のサービスエリアですが、上り線や一般道からのアクセス可能です。
サービスの向上
様々なサービスを始めるサービスエリアが増えており、ドライバーにとっても、今まで積極的には活用していなかったサービスエリアを目的地のひとつとして活用しようという流れもあります。ドライバーの期待に応えるべく、サービスエリアはさらなるサービス向上を目指し、その結果、様々なサービスが生まれてきています。